線路工事について

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電柱・電線側の光回線の作業である線路工事について

光回線の電線側作業である線路工事について解説しています。線路工事の多くは40芯や100芯等、多芯の光ファイバーケーブルを電線に配線する作業になります。


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架線工事

架線工事とは、40芯や100芯等、多芯の光ファイバーケーブルを電線上に配線する工事のことを言います。多芯のケーブルは20mm〜30mm程度の太さの光ファイバーケーブルを電線に通していきます。

電線にはハンガーという、ケーブルを支える支持物が取り付けされており、ハンガーの中を通線用の器具である、通線ロッドや低摩擦ロープ等を利用し配線していきます。

電線がない所では、メッセンジャーワイヤーという電柱同士をつなげる鋼線を張る工事もあります。高所で危険、感電の可能性もある、体力も必要と並の土木工事より辛い仕事です。


実際の架線工事は、高所作業車と電柱を昇柱する作業者に分かれて作業します。電柱用の通線ロッドを使い、電線内にケーブルを通していきます。100〜200m程度のケーブルの長さが多いのですが、1km以上も1本のケーブルを通すこともあります。

接続工事

架線工事で配線した多芯の光ファイバーケーブルを、クロージャという光ファイバーケーブルの収納ボックスを取り付け、ケーブル同士を繋いでいく工事を接続工事と言います。

クロージャ

融着機という放電により光ファイバーケーブルをくっつける機械を使い、40芯等の多芯の光ファイバーケーブルと、各戸建て向けに配線する1芯や2芯の光ファイバーケーブルをつないでいきます。

クロージャの中には、現在利用中のお客様の光ファイバーケーブルも一緒に収納されているため、慎重にしないと停波(光回線を止めてしまうこと)してしまいます。


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