HOME→有線ルータ、無線ルータ、ハブの違い
工事員は、ルータやハブの意味を当然、理解しているため、お客様に説明するときも補足なしで、ルータやハブと言葉にするのですが、やはり専門用語のため、うまく説明が伝わらないこともあります。
有線ルータ、無線ルータ、ハブの違いについては、知っていれば何も難しいことではないので、簡潔に解説しています。
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有線ルータとは、同時にパソコンをLANケーブルで複数つなぎ、インターネットを利用するための機器です。機器の背面にLANポートと呼ばれるLANケーブルを挿すための挿し口があります。通常は4つのLANポートがありますので、同時に4台までパソコンが使えます。
光回線業者が提供する有線ルータは、申込者のインターネット回線の情報が組み込まれているため、特別なインターネットの設定をしなくても、つなぐだけでインターネットが使えるようになります。
ルータとONUもLANケーブルでつなぐのですが、WANポートが光回線を接続するためのポートになっていますので、ONUとルータはWANポートでつなぎます。間違えてLANに挿さないようにして下さい。
無線ルータとは、電波を機器からとばし、無線の受信機があるノートパソコンやスマートフォン、タブレット、ゲーム機等をWi-Fiで使うための機器です。有線ルータの機能もあるため、無線機能と有線機能を併用することも可能です。
光回線業者が提供する無線ルータは、有料になります。ONUにカードを挿す無線カード式のものもあります。
無線の電波には、2.4Gと5Gの2種類があり、それぞれの電波に規格もあり、電波のとぶ距離やインターネットの速度に影響します。最新の無線ルータなら500Mbpsという高速タイプも市販されています。
電波の種類 | 速度 |
2.4G 11n | 150〜600Mbps |
2.4G 11g | 54Mbps |
2.4G 11b | 11Mbps |
5G 11n | 150〜600Mbps |
5G 11a | 54Mbps |
5G 11ac | 6900Mbps |
特筆すべきは、新Wi-Fi規格である11acです。パソコンやスマートフォン側でac規格に対応している端末でないと使えませんが、圧倒的な速度が魅力です。
一昔前は無線ルータは1万円以上するものがほとんどでしたが、最近は性能がいいルータでも5000円程度で買えるようになりました。
無線ルータから出ている電波はどこまで飛んでいるのかは、各無線ルータのメーカーも明確には表示していません。
私の家も光回線で市販品の無線ルータを利用していますので、実験で飛ぶ範囲を測定してみました。
無線ルータの電波の飛ぶ範囲測定環境
とりあえず、2階部分やトイレの中は、アンテナ全開でWi-Fi可能でした。
玄関を出ても、アンテナ全開。
家の玄関から、16m付近でも問題なくアンテナ全開でWi-Fi可能でした。
家の玄関から、20m付近でアンテナ2本、25m付近でLTEの電波に切り替わりました。
障害物が、一切ない状態でしたが、電柱や電灯は結構あるので電波の飛び具合に影響があったかも知れません。
無障害の状態なら200m超えをした報告もあるので、扉やカベ、木々等で電波は減衰していくようです。特に鉄骨の梁や、鉄製の扉は大きく減衰するので、鉄骨の2階建にお住まいの方なら、無線は飛びにくい状態になると思います。
ただ、光回線の工事をしていて、鉄骨が使われている積水ハウスや積水ハイム、へーベルハウスでも1階、2階問題なく無線が飛んでいるケースも実際に経験していますので、無線の電波の飛び具合は、正確に数値化するのは難しいです。
電波がどうしても飛ばない場合は、無線ルータとパソコン等の機器の間に、中継用の機器を付けて電波を飛ばす方法があります。
無線ルータ中継器は、コンセントに直接挿せる構造をしている物が多く、廊下の踊り場等にコンセントがあれば、1階〜2階にもスムーズに電波を飛ばすことも可能となります。
ハブはルータと違い、LANポートが8つ付いていますが、同時にパソコンをつないでも、インターネットは1台しか利用できません。
ルータ機能がないため、複数台を同時には使えないのですが、機器の配線を、回線終端装置ONU→ルータ→ハブと、間にルータを付ければ、ハブからのLANポートでも複数台インターネットが利用できるようになります。
ハブは1000円程度で購入できます。
ルータからルータをつなぐ配線も可能です。後に付けたルータにモードスイッチがあるルータの場合は、[AUTO]か[AP]モードを選んで下さい。[RT]モードのまま、ルータをつなぐとうまく動作しないので注意して下さい。
[AP]モードとは、アクセスポイントの意味で、アクセスポイントとしての機能のみ利用する場合のモードです。アクセスポイントとは、Wi-Fi無線機能のことです。
[RT]モードとは、ルータモードの意味で、ルータ機能をON状態にする時に使います。
光回線の機器にルータ機能がある場合は、無線ルータのアクセスポイントとしての機能のみを活かす[AP]モードにして下さい。
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