HOME→ホームセキュリティ、ガス検針等電話回線を使ったサービスについて
光回線を利用するにあたって、インターネットや電話回線が光に変わることにより、使えなくなるサービスもあります。特に、電話のアナログ回線で利用していたサービスについては、要注意です。
ホームセキュリティは、使えない期間ができると、セキュリティが働いていない間に泥棒に入られては困りますし、ガスの検針もガスの支払いが滞ってしまいます。
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ホームセキュリティとは、警備会社のSECOMやALSOKで自宅を警備してもらうサービスで、インターネット回線や電話回線を利用して、セキュリティを行っています。
警備会社系や電力会社系が主に戸建て向けのセキュリティサービスを提供しています。
インターネット回線や電話回線を使わずに、無線等でセキュリティする場合もありますが、多くはインターネット回線を使っていることが多いです。
光回線にすることで、セキュリティの機器を光対応用のものに交換したり、ルータの設定等の変更が必要になりますが、光回線の工事員は触ることができません。
お客様から、あらかじめセキュリティ会社に光回線に変更することを伝えておき、光回線の工事後に、セキュリティ会社に別途、工事をしてもらう必要があります。
自宅でガスを使っているなら、ガスの検針サービスを利用しているかも、光回線に変更する時にチェックするべきことです。
ガスの検針サービスとは、[ガス自動検針]というサービスで、電話回線を使い、ガスのメーターを確認できるサービスで、自宅にガス検針員が来なくても、ガスの使用量が把握できるものです。
アナログの電話は、建物の屋外に保安器というものがあり、そこからガスの自動検針の機器まで、電話線で配線しています。光電話にすると、基本的には、室内のONUや光電話のVoIPアダプタと電話機をつなぐため、屋外の電話の保安器は使いません。
そのため、新たに、光回線の機器から、ガスの自動検針の機器まで、電話線を配線しなければなりません。この配線工事は、利用しているガス会社に「光回線に変更にした」と連絡を入れれば、ガス会社の方が工事を別途してくれます。光回線の工事員は、ガスの自動検針の配線工事はしないので注意して下さい。
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各部屋ごとに電話機がある、ホームテレホンを使っている場合は、光電話に対応しているホームテレホンでないと、電話機が使えなくなる可能性があります。
特に、1つのホームテレホンに複数の電話番号が使えるようになっているホームテレホンに関しては、光電話で使えないと考えた方がいいです。
光電話に対応させるのに、ホームテレホンの基板等の入れ替えが必要になるケースもあります。必ず、光回線の工事前に、光回線業者に確認をして下さい。
私の工事経験からいうと、ホームテレホンは使えない機種が多いため、基本的には、電話機の買い替えをお勧めしています。多くの光回線業者も、トラブルを避けるために、ホームテレホンは光電話では使えない、若しくは、使えるか分からないと答えると思います。
ホームテレホン機種 | 光電話対応の有無 |
ISDN,AX-ARMBTEL NTT製 | 光電話で使える(1番号のみで親機1台、子機3台の利用条件) |
私は、ホームテレホンがあるお家の時は、光電話の利用は基本お断りしているのですが、過去にAX-ARMBTELは、実際に光電話アダプタ(VoIPアダプタ)とつなぎ、光電話でも使えることを確認しました。
ドアホンは電話回線を使っていますし、スカパー等のチューナーにも電話回線を使って、料金計算をしていることもあります。店舗なんかでは、クレジットカードを読み取る装置にも使われていることもあり、それぞれ利用先や製造メーカーに光回線で利用できるか、お客様にて確認が必要となります。
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