HOME→光回線の工事ができない理由
光回線の申込ができても、実際の工事が必ず出来るとは限りません。光回線の工事ができない理由は、様々ですが、私が工事をした中で多かった工事ができない理由を掲載しています。
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光回線の工事ができない理由で、もっとも多いのは、電柱からの引き込みができな場合です。
電柱側を光ファイバーケーブルを配線する作業を線路工事や架線工事というのですが、この工事の時に、電柱が第三者の敷地内に建っていて、第三者の方が作業を拒否しているため、光回線の工事ができない住宅街もあります。
第三者の意地悪というよりも、電柱で作業する工事員と、昔いざこざがあったとかが作業を拒否する理由であることが多く、本当にたちの悪い人の場合は、電柱番号自体に隠語を使い工事員に注意をうながしてる場所も数多く存在します。
また、電柱には様々な機器やケーブルが配線されています。それぞれの機器とケーブルの離隔距離が厳密に定められており、離隔不足で、光ファイバーケーブルが配線できず、工事ができないことも多くあります。
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電柱以外で、光回線の工事ができない理由はあまりないのですが、レアなケースも含めて掲載してみました。
工事をしていて、屋根の上を登らないと作業ができないお家があったのですが、瓦がかなりの年代もので、また同じ瓦のサイズが絶版で手に入らないという古民家があり、万が一、瓦を割ってしまっては取り返しが付かない為、工事を断った経験があります。
また、奥さまが光回線を申し込んだけど、工事の時には離婚をしていて、光回線が不要になったとのことで、工事ができないこともありました。
電柱側で工事NGにならなかったのに、工事ができない時はほとんどがお客様の都合によることが多いです。
唯一、ハンドホールの作業については、酸欠予防の対処等が必要なため作業員の判断でNGにすることもあります。
ちなみにハンドホールとは、体ごと入れるマンホール内や、地下の配線設備のことで送風機を当てハンドホール内の空気を循環させないと、酸素欠乏症になり死亡することもあるため、光回線業者によってはハンドホール作業をしてはいけない所もあります。
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