光ケーブルが配管に通らない

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光ケーブルが配管に通らない時はどうするのか?!

新築の家の配管でも、光ファイバーケーブルが配管に通らないこともあります。何故、配管に通らないのか、通らない時はどうするのか。

光ケーブルが配管に通らない場合の対処方法を実際の工事の経験をもとに解説しています。


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光回線の工事は電柱から光ファイバーケーブルを架空配線し、建物内に配管等を使い入線します。ごくまれですが、配管に入線できない時があります。

田舎等に多いのは、土蜂が配管内に巣を作っている場合に配管に光ファイバーケーブルが通らないことが多いです。配管の細長い空洞が巣作りに最適なようで、30cm近くも土が配管内に埋まっていたケースもありました。

配管内にあらかじめ通してある針金や糸を呼び込み線と言います。細い針金タイプの呼び込み線は、配管内で絡むことが多いです。針金同士を配管内で繋いでいることもあり、その場合、繋ぎ目にひっかかったりします。

地中配管といって、地面の中に配管を通している現場も配管に光ファイバーケーブルが通らないことが多いです。電柱と家の間に、5m程の細い柱(引き込みポール)を建て、その引き込みポールから配管が建物の床下などに伸びている家の場合、地中部分の配管に土が詰まったり、木の根に圧迫されて配管に通らないことがあります。

人的なことで配管に通らないケースは、配管の出口や経由場所の壁面プレートの所にピアノがあったり、部屋が荷物でいっぱいで入室できない時も配管に入線できません。

光ケーブルが配管に通らない時の対処方法

光ケーブルが配管に通らない理由が、配管の曲がりがきつく入線できないのなら、通線ロッドというコシのある撚り線を配管に入れる方法があります。

通線ロッドは光ファイバーケーブルよりも、コシがあるため力強く押せるため配管にケーブル類を通す時に役立ちます。通線ロッドと、光ファイバーケーブルの摩擦抵抗を減らす潤滑スプレーがあれば、かなりの確率で配管に通ります。

配管内が完全につまっている状態の場合は、通線ロッドも通らないため配管を通すことはできません。一度天井裏の換気口から光ファイバーケーブルを入線し、天井裏に配管があれば、天井裏から配管に通すことも可能です。


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