HOME→光ファイバーケーブルが切れた
ふだん何気なく空を配線されている光ファイバーケーブルや電話線を見ても、切れたりちぎれたりしているケーブルを見かけることは少ないと思います。
しかし、台風や強風の後では、頑丈な光ファイバーケーブルでも切れてしまい、道路上に垂れ下がってしまうこともあります。光ケーブルが断線した時のトラブルについて、実際の工事の経験をもとに解説しています。
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台風などの強風により、光ファイバーケーブルが切れることがあります。完全に切れてしまうと電柱や建物側にケーブルが垂れてしまいます。光ファイバーケーブルには、電気が流れているわけではないので触っても害はありません。
切れて垂れた光ファイバーケーブルが道路上にあると、交通にも支障がでるため早急な対応が必要になります。各光回線業者はサポートダイヤルを必ず設けているので、すぐに連絡をして下さい。
切れた光ファイバーケーブルは、電柱側から完全に新しいケーブルに交換したり、切れた途中から小さなボックスを付けて光ファイバーケーブルを延長させます。切れた光ファイバーケーブルを繋ぎ合せるのには、必ずボックスが必要となります。電話線と違い、ねじり合わせて繋ぐことはできません。
強風以外で切れる原因は雪もあります。屋根から落ちてきた雪の重みで切れることも多いです。
外側の架空配線の断線については、天災による場合は補修費用はかかりません。
しかし、宅内の部屋の中で光ファイバーケーブルが切れてしまうと補修費用がかかることが多いので注意して下さい。
光ファイバーケーブルが切れるという状態は、外側の樹脂製の被膜ごと切れるパターンと樹脂製の被膜の内側にある芯線と呼ばれる髪の毛ほどの細さのガラスでできた部分のみが切れているパターンと2通りあります。
外側の樹脂製の被膜ごと切れるパターンは、ペットのワンちゃんや猫ちゃんが噛んだ場合が多いです。意外に多いのがウサギが噛んだケースです。
樹脂製の被膜の内側の芯線のみが切れるパターンは、外見では切れているかどうか分かりません
いずれの場合でも、お客様が故意にしたなら補修費用は必ずかかります。私の勤めている光回線業者では、ただ繋ぎなおすだけでも5,000円程かかりますし、外側から光ファイバーケーブルを張り直ししないといけない時は、1万円以上かかります。
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