HOME→光テレビの仕組み
光回線のテレビ、光テレビの仕組みを実際の工事の経験をもとに解説しています。光テレビといっても、実際にテレビに繋ぐケーブルは光ファイバーケーブルではなく、アンテナケーブル(同軸ケーブル)です。
アンテナケーブルは、10mm程の太さのケーブルが主で、家を建てた時に電気工事で配線されるケーブルです。光テレビの工事は、家に配線されているアンテナケーブルを利用してテレビを映すことが出来ます。
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光テレビは、光ファイバーケーブルを使いテレビの信号を送り、自宅のテレビを見られるようにするサービスです。屋根の上に建てるテレビアンテナにはない特徴があります。
一番の利点は、屋根の上にアンテナを建てずにテレビが見られるので、新築の家等、美観を損なわないことです。
アンテナと違い、テレビの信号も安定して供給されるため、悪天候に左右されずテレビを視聴出来ます。利点も多いのですが、当然、欠点もあります。
初期費用はアンテナを建てるよりも安く付きますが、アンテナなら最初の費用だけで、その後はお金がかかりません。しかし、光テレビは毎月お金がかかりますので、長い目でみると高くつく傾向にあります。
光テレビの信号は、BS放送やCS放送の帯域の高い周波数も流すため、元々の建物のアンテナケーブルでは、うまく信号が通らず、BSだけ見られなくなる等、きちんと映すようにするのに追加費用がかかることもあります。
光テレビの工事方法は、3種類あり既築の家における工事内容はアンテナからTV用ONUに、アンテナ線を繋ぎかえる工事内容が多いです。
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インターネット用のONUに、光テレビの機能も一体化されている時の工事内容です。
ONUからテレビの信号を送る工事内容は、配管内にアンテナケーブルを通す方法もあり、工事員の技量やセンスでいくつもの手法が考えられます。
光回線の工事員は基本的に一番安くできる工事方法を優先しますので、見栄え等を気にするなら、前もって相談していただくと、様々な工事方法を説明することができます。
3つ目の光テレビの工事は、天井裏等にある分配器の側にTV用ONUやテレビ機能一体型のONUを取り付けする方法です。
新築の家なら、配管の通り方が天井裏を通してあり、TV用ONUが取り付けできるような配線になっていたり、情報分電盤といい、光回線の機器のテレビの分配器をまとめて配線できるようにしている造りも多いです。
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