TELケーブル配線工事

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電話機をつなぐためのTELケーブルの配線工事とは

TELケーブルは、NTTのアナログ電話の時代から使われているケーブルで、光回線の機器と電話機をつなぐ時にも使われています。TELケーブルの構造は、銅線で出来ていて、基本は2芯、4芯ケーブルが主です。光回線の機器に取り付けするTELケーブルは2芯です。


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TELケーブルの配線方法

LANケーブルと同じように、呼び込み線や通線ロッドを使い、配管内にTELケーブルを通すのが一番多い工事方法です。

配管以外では、ステップルを用い、カベ等に配線することもあります。屋外用のTELケーブルは非常に高価なため、屋外のTEL配線はお勧めしません。屋内用のTELケーブルを屋外に配線するとすぐに被膜が劣化してしまうので、やめておきましょう。

TELケーブル先端の加工方法

TELケーブル先端の加工方法は、カベに取り付けるメス型のジャックタイプと、機器に直接挿せるオス型のプラグタイプ、部屋内のカベにビス等で取り付けするローゼットタイプがあります。

プラグタイプの加工には、圧着工具が必要です。ジャックタイプとローゼットタイプは、電話線の先端を7mmほど剥き、挿しこむだけで完了です。

TELケーブル配線工事の費用

TELケーブルは、LANケーブルよりも安価ですが、光回線の工事費用としては、1万円程かかります。

ジャックやプラグ、ローゼットを取り付けするだけなら、1000円程で工事できます。


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TELケーブル配線工事をする理由

光回線の機器と電話機を直接つなげば、余計な電話の配線工事は不要です。情報分電盤や天井裏等、電話の親機の設置位置と、光回線の機器の場所がかけ離れている時に、TELケーブルの配線工事が必要になります。

また電話番号を2つ契約し、2つの電話機の設置位置がバラバラの時もTELケーブル配線工事が必要となります。例えば、会社の事務所で、電話機の側に光回線の機器を設置した場合、離れた位置にあるFAXまで、配線工事が必要になります。

LANケーブルもTELケーブルも、光回線用といった種類はないので、既存の配線を加工して流用することができます。

例えば、2階の部屋に光回線の機器を設置し、カベ内の電話線やジャックを使い、1階に設置した電話機を光電話で利用することも可能です。

RJ45ピン配列

NTTのアナログ電話は、屋外に保安器という白いボックスを取り付け、そこから電話線を配線しています。カベのTELジャックを使い、電話機をつなぐ場合は、保安器側の電話線を切っておかないと混線します。

混線状態になると、電話の声が二重に聞こえてしまい、きちんと電話が使えなくなりますので注意して下さい。


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